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With all due respect

With all due respect(恐れ入りますが、失礼ながら、大変申し上げにくいのですが)- 英語表現の由来、ニュアンス、実践例文を詳しく解説します。

With all due respect

With all due respect

恐れ入りますが、失礼ながら、大変申し上げにくいのですが


🎯 今日の表現

この表現は、リアルクラス(Real Class)のムン・ソニョン(Moon Sun-yong)先生の『ルター(Luther)シーズン1』のレッスンを受けながら学んだ必須の日常・ビジネス英語フレーズです。

劇中、ローズ(Rose)署長が自分より職級の高い上司へ報告や意見具申を行う緊迫した場面が登場します。相手に対して失礼になりかねない反対意見や厳しい指摘を述べる前に、相手への敬意と礼儀をしっかりと保ちつつも、自らの見解を毅然と伝えるローズ署長のスマートで丁寧な姿勢がとても印象的でした。

実際の英語圏のビジネスシーンやフォーマルな場でも、相手の意見に対して丁寧に異議を唱えたり、上司に対して慎重に異なる見解を述べたりしなければならない場面は多々あります。そんな時、文頭に添えて会話のトーンを和らげ、クッションのような役割を果たしてくれる表現がまさに With all due respect です。直訳すると「払われるべきすべての敬意を込めて」という意味ですが、日本語の「恐縮ですが」「失礼ながら」「お言葉ですが」「大変申し上げにくいのですが」に相当する非常に洗練された表現です。


💡 由来とニュアンス

With all due respect は、英米圏の文化や歴史的文脈において「恐れ入りますが」「失礼ながら」「大変申し上げにくいのですが」という原初的な意味が発展して形成された、多様な由来を持つ表現です。

単に辞書的な定義を記憶するだけでなく、その表現が誕生した時代的背景やネイティブが使用する際の具体的な感情のニュアンスを理解することで、より深く立体的に英語表現を身につけることができます。海外ドラマや映画、実際のビジネス会話の中で With all due respect がどのようなトーンとマナーで活用されているか注目してみてください。

「With all due respect」の due には「当然支払われるべき、正当な、しかるべき」という意味が含まれています。つまり、相手に対して本来払うべき敬意や礼儀を十分に認めた上で、自らの異なる見解や批判を丁寧に提示するという構造になっています。単に「すみません」と謝罪するのではなく、相手の立場や権威を尊重していることを明確にした上で論理的な反論を述べる「クッション言葉」として機能します。ただし、文脈や口調によっては皮肉めいて聞こえたり、批判が鋭く響いてしまうこともあるため、穏やかなトーンとともに用いるのが自然です。

ビジネスミーティングなどでは、“With all due respect, I see things differently”(失礼ながら、私は少し違う見方をしております)のように、丁寧でありながら毅然と自分の意見を主張する場面で大いに役立ちます。


📚 Oxford Learner’s Dictionary の定義

With all due respect
used when you are going to say something at the same time as you disagree with somebody or are going to criticize them, in order to be polite
→ 誰かに反対意見を述べたり批判したりする際、礼儀正しさを保つために前置きとして用いる表現(恐れ入りますが、失礼ながら)。

[説明]
This phrase is commonly used to soften the blow when expressing disagreement or criticism, especially in formal or professional discussions.
(このフレーズは、特にフォーマルな場やビジネスの議論において、反対意見や批判を述べる際の衝撃を和らげるクッション言葉としてよく使われます。)


✍️ 例文

  1. With all due respect, I think you might be mistaken about the deadline.
    (恐れ入りますが、締め切りについて何か勘違いをされているのではないかと思います。)
  2. With all due respect, I don’t think this plan is feasible.
    (失礼ながら、この計画を実行に移すのは難しいのではないかと思います。)
  3. With all due respect, sir, I have a different opinion on this matter.
    (大変申し上げにくいのですが、部長、私はこの件に関して異なる意見を持っております。)
  4. With all due respect, your suggestion doesn’t address the main issue.
    (失礼を承知で申し上げますが、そのご提案では根本的な問題の解決にはなりません。)
  5. With all due respect, I disagree with the conclusion of the report.
    (恐縮ではございますが、私はその報告書の結論には同意いたしかねます。)

🗣️ 実践会話例 (Real Dialogue)

A: I think we should go ahead with the original plan.
(A: 当初の計画通りに進めるべきだと思います。)

B: With all due respect, I don’t think that’s the best option. We’ve already seen several problems with that approach.
(B: 恐れ入りますが、それが最善の選択肢だとは思いません。そのやり方ではすでにいくつかの問題が生じています。)

A: That’s a fair point. What alternatives do you suggest?
(A: 一理ありますね。何か別の代替案はありますか?)

B: Let’s review the revised timeline and explore other options together.
(B: 修正したスケジュールを再確認し、他の選択肢を一緒に検討してみましょう。)


🔁 類似表現

表現 意味
I beg to differ 失礼ながら異議があります
No offense, but 悪気はないのですが
Don’t take this the wrong way 誤解しないで聞いてほしいのですが
Respectfully disagree 謹んで反対いたします
If you don’t mind me saying 差し出がましいようですが


  1. I beg to differ(失礼ながら異議があります)

    I beg to differ, but I believe we have enough data already.
    (失礼ながら異議を唱えさせていただきますが、私たちはすでに十分なデータを持っていると思います。)

  2. No offense, but(悪気はないのですが)

    No offense, but I think your previous design was much better.
    (悪気はないのですが、以前のデザインの方がずっと良かったと思います。)

  3. Don’t take this the wrong way(誤解しないで聞いてほしいのですが)

    Don’t take this the wrong way, but you should practice more.
    (悪く取らないでほしいんだけど、もっと練習した方がいいよ。)

  4. Respectfully disagree(謹んで反対いたします)

    I must respectfully disagree with the proposed budget cuts.
    (提案された予算削減案に対しては、謹んで反対の意を表明せざるを得ません。)

  5. If you don’t mind me saying(差し出がましいようですが)

    If you don’t mind me saying, I think there’s a simpler way to do this.
    (差し出がましいようですが、これをもっと簡単に行う方法があると思います。)


🔍 ニュアンスの違いまとめ

  • With all due respect: 「恐れ入りますが、失礼ながら」という意味で、相手への敬意を示しながら丁寧に反対意見や批判を提示する際に使われます。
  • I beg to differ: 失礼ながら異議がありますのニュアンスです。
  • No offense, but: 悪気はないのですがのニュアンスです。
  • Don’t take this the wrong way: 誤解しないで聞いてほしいのですがのニュアンスです。
  • Respectfully disagree: 謹んで反対いたしますのニュアンスです。
  • If you don’t mind me saying: 差し出がましいようですがのニュアンスです。

📌 一言まとめ

With all due respect「相手の立場や権威に敬意を払いながらも、自分の異なる意見や批判を丁寧に伝える」 ための洗練されたクッション表現です。ビジネスの会議やフォーマルな場で礼儀正しく反論したい時にぜひ活用してみてください!


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